テレワークの体制を整えるためにまず最初に準備すべき10個のライフハック【その2】

こんにちは。掛け算コンサルティング®︎の専門家@宮川久史です。

先日、挙げさせていただいた10個のライフハックの項目の2つ目のオンラインストレージの設定になります。

目次

オンラインストレージの設定

オンラインストレージを活用するメリットは2つあります。

  1. 複数の端末からのマルチアクセスを可能にする
  2. データのバックアップを取る

複数の端末からのマルチアクセスを可能にする

前回(その1)のメールの同期設定でもそうでしたが、デスクワークはPC、移動中はスマホ、というように複数の端末を使っている方は多いと思います。

Wi-Fiや4G等のネットワークの環境が整ってきたおかげで、クラウド(クラウドコンピューティングの略称)という考え方が注目されるようになりました。

クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティング(英: cloud computing)は、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する。クラウドの世界的な普及でオンラインであれば必要な時に必要なサービスを受けられるようになり、あらゆる作業が効率化され、社会の創造性を高めることに成功した。

出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』:フリー百科事典「クラウドコンピューティング」、『ウィキペディア(Wikipedia)』:フリー百科事典

これまでは、それぞれの端末に保存していたデータが、特にインターネットを介してストレージ(サーバー)にアクセスすることによって、あたかも「すべての端末で同じデータを保有しているように見える」ようになりました。

実際は、ネットワークを介してストレージにアクセスし、ファイル(エクセル、パワーポイント等)を各端末から更新します。更新されたデータはストレージに保存され、他の端末からも同様にネットワークを介してアクセスできるため、すべての端末で同じデータを保有しているのと同じような結果になります。このようなマルチアクセスを可能にするために、ストレージの設定が必須となります。テレワークをしていくには絶対に外せない設定です。

私が使っているオンラインストレージは以下のサービスです(有料・無料を組合せて使っています)。

「オンラインストレージ」、「おすすめ」あたりのキーワードでGoogleくんに聞いてみると、自分のスタイルや用途に合ったストレージが探せると思います。

データのバックアップを取る

複数の端末からデータにアクセスし、どの端末で閲覧、編集したデータでも、それが同期される、ということは、すなわちデータがバックアップされる、ということです。

PCがいきなり壊れて立ち上がらなくなって、データが全部消えてしまった、なんて経験はないでしょうか?自分はなくても周りでそういう話は誰もが聞いたことがあると思います。

会社のオフィスにいれば情報システムの担当者に相談すればリカバリーしてもらえるかもしれませんが、テレワークだとそうは言っていられません。

そんなことにならないためにも、データのバックアップは必ずしておきましょう。

10年くらい前まではまだオンラインストレージのサービスもそれほど普及しておらず、HDDをUSBでPCに繫いでバックアップを取る、というのが主流でした。

でも、今ではHDDもネットワークで繋げるし、どのオンラインストレージサービスも一度設定してしまえばあとは何もしなくても自動的にバックアップが取れるようになっています。

本当に便利な世の中になりました。

まとめ

前回のメールの同期設定も、今回のオンラインストレージの設定も、まだ設定していない方は今すぐやりましょう。
先延ばしにしても悪いことはあっても良いことは何もありません。

「ああ、昨日のうちにやっておけばデータも残っていたのに、、、」なんて悲劇にならないように!

次回は、Scansnap(スキャナ)の活用に付いてお伝えしていきますね!それでは!

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