掛け算コンサルティングとは?

ハワイに起業してから12年目に入りました。またまた久し振りのブログになってしまいましたが、今日は私が実践している「掛け算コンサルティング」というものに付いてご紹介したいと思います。

私は、新卒でCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)という会社に入社しました。そう、皆さんがよくご存知の、TSUTAYAやTポイントのサービスを提供している会社です。

私が入社した当時は、まだ上場もしていませんでしたが、ちょうどベンチャー企業として注目され始めてきた頃だったと思います。

音楽や映画が好きな同期が多い中で、私はそれらにまったく興味がなく、映画館にも行かないしDVD(当時はビデオ)のレンタルもしない人間でした。

そんな私がCCCに入社したのは、ただ、いろいろなチャレンジができそうだから、という理由でした。当時のCCCは、ベンチャーのカルチャーが根付いていて、自分から提案してコミットすれば大体何でもチャレンジさせてくれる会社でした。

社会人になる時から、いつかは起業したい!と思っていた私にとっては、それがとても魅力的でした。

結果的には起業まで13年もかかってしまいましたが、ここでいろんな経験を積ませていただいたおかげで、今の起業のためのベースを作ることができました。

特に、人脈、新サービスや事業の立上げの経験はかけがえのないものになっています。

その中での主な実績と言えば、

・5年弱で約50店舗のTSUTAYAのフランチャイズ店舗をオープン
・大手自動車メーカー、ディーラーとの新業態店舗の企画及びプロデュース
・成田空港新ターミナルへのTSUTAYA出店と新サービスの企画及びプロデュース
・TポイントとANAマイルの提携
・スターバックスとTSUTAYAのBook&cafeの新業態の企画及びプロデュース
(スターバックスコーヒージャパンからのライセンス契約の獲得)
・Tポイントで某CVSや外食、フィットネス等との提携
・経産省でのポイント業界のルール作り等

特に、2005年にスターバックスとの提携が決まった時に、ずっと会いたいと思っていたハワード・シュルツ(スターバックスコーヒーの実質的な創業者)と打合せと会食の機会をいただけた時には感無量でした。

青シャツがハワード・シュルツ、白シャツが私です。ずっと会いたいと思っていたので、彼の著書を持って行ってサインまでもらっちゃいました。

ちょっと脇道へ逸れてしまいましたが、振り返ると、私がやってきたことはほとんどが上司から指示された仕事ではなく、自分がやりたいと思って(勝手に?)創り出していた仕事でした。

元来、新しい企画を考えたり、新しい企画と企画を掛合せて(掛け算して)、そして新しい企画(ビジネスやサービス)を創ることが好きでした。

今は、その好きなことを生かして、自分の関係先(法人・個人)と他の関係先の強み同士を可視化し、繋げていくことをライフワークとしています。頭の中はいつもこんな感じのマトリックスになっています。

こうやってタテとヨコに同じ順番で関係先の名前を並べていきます。リーグ戦の星取表のようなイメージです。すると、ある会社(例えばC社)の事業を取上げた時に、他のA社やF社のサービスと掛合わせると、C社の事業はもっと付加価値がアップする、ということがたくさん見えてくるのです。

これが、自分の周りの企業やサービスの強みと強みを掛合せていく私のやり方で、掛け算コンサルティングという手法です。

どんなに優秀な人でも、1日24時間、年間365日以上の時間は与えられません。そして、社員や経営者は自社の業務に集中すればするほど、外の世界を広げたり、自社の事業を俯瞰するのに使える時間は相対的に少なくなっていきます。

私は、1日のうちの半分を直接クライアントのためのコンサルティングの時間に充て、残り半分を経営者、起業家や面白い人に会う時間に充てることによって、毎日クライアントのサービスとの掛け算のネタのインプットとアウトプットを繰り返しています。

さらに、私は、少人数で飲みながらじっくり話をするのが大好きなので、起業を決めてからもう10年以上も平日夜は会食の時間に充てています。クライアントのニーズや課題に対してアンテナを立てた状態で、日々いろいろな方にお会いしていると、面白いようにたくさんの掛け算のネタが浮かんでくるのです。

こうしてクライアントとは違う視点から俯瞰することによって、クライアントの持つポテンシャルを可視化し、有効な提携先を紹介しています。

このように、複数の企業、人やサービスを掛け合せながら価値を創造していく私独自のコンサルティングの手法を、掛け算コンサルティングと呼んでいます。

世の中に新しい付加価値を一緒に作っていきたい方、掛け算コンサルティングに興味をお持ちいただいた方は、こちらよりお問合せください。

お問合せ